しかしまあ、こうした話に私たちはいまさら驚くでしょうか? SDGsだのダイバーシティだの、この世の中を倫理的に向上させようという掛け声が四六時中鳴り響いている一方で、企業の不祥事は後を絶ちません。
だからあえて言いたい。若者は、ブラック企業で働くべきだと。無論、これはブラック企業でも頑張って働いて根性を鍛えるべきだとか、何とか内部で改革を試みて企業体質を変えるべきだ、などと言いたいのではありません。そんなことを志すと身体か心、あるいはその両方が壊れます。
あくまで、いつでも辞められる身分で、文化人類学者のように観察するつもりでブラック企業に身を置いてみれば、資本主義の何たるかを最も明瞭に理解できるはずです。いくら理不尽な目に遭おうが、「いつでも辞められる」ならば、何も怖くはありません。ハラスメントや法令違反の命令については、しっかり証拠を残すために、仕事中は常時録音機を作動させておくとよいでしょう。
そして、もう一つの重要なメリットとして挙げられるのは、最初から「ブラック企業でいいや」と思っていれば、大学生が就職活動というつまらないゲームをしなくて済むことです。
他方、いわゆるエリート予備軍を気取る「意識高い」若者は、「いい会社」に就職しようと願い、そうした会社のビジネスは「真っ当な」ものだと信じます。何という愚かしさでしょうか。資本主義社会には、不祥事をもみ消せないビッグモーターともみ消せるビッグモーターがあるだけなのに。そして、後者のビッグモーターは我が手を汚さないで済ませるために、「ブラック」な部分を前者にアウトソーシングすることができるだけなのに。
もちろん「あえてブラック企業で働く」を実行するには、「いつでも辞める」ことができる余裕がなければならないでしょう。ですが、余裕のある者が先頭に立って正確な社会認識を持つこと、これが世の中を変えるためのはじめの一歩を刻むことになるのです。
https://toyokeizai.net/articles/-/691858?page=3
他人の人生を何だと思っているのだろうか。https://t.co/rwcpF0Muzt
— Kan Kimura from Kobe, Japan (@kankimura) August 8, 2023
ブラック云々以前に犯罪に加担したくねえだろ
何も分かってないんだな
扱う金額が億単位になりだしたり、
客の婆が「誕生日プレゼントあげる」つうて、出社したらマンションの証書や高級車置いてあって、既に名義も書き換えてあるとか
現実
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